一番思い出に残っているゲーム
私のファミコンで一番思い出に残っているのは、『mother』というゲームでした。
敵を倒すのではなく、われに返ったり元に戻ったりします。魔法はありませんが、超能力(PSI)が使えます。今までにあった勧善懲悪の物語ではありません。
舞台もアメリカの架空の田舎町がスタートで、主人公は喘息持ちです。
全編を当して流れる音楽や、不思議なグラフィック。
そしてキーワードとなる随所に隠されたメロディ。
このメロディを集める事で最終的にエンディングへと繋がる訳ですが、まるで洋画を見ているような演出が随所にあり、まったく今までないRPGでした。
当時のTVでもCMを良くやっており、キーワードとなるメロディが流れていました。
エンディングを迎えるまでにそのメロディの意味や色々な謎が解けます。
また物語を通じて主人公やその仲間も多くの経験をし、成長していることでしょう。
当時の私達は、友人同士で集まってRPGをすると言うのが主流でした。
ゲームを皆で交代でやりながら物語を楽しむ。
今では考えられない事かもしれませんね。
ダンジョンに入っても地図を作る人や、勘で進む先を言う人、黙って画面に集中している人。色々です。
このゲームの素晴らしさは、後に発売されたサウンドトラックも私は大好きでした。
ゲームのサウンドトラックなのに、ゲーム内の音楽に素晴らしい英語の歌詞が付き、さらにイメージを膨らませます。音楽だけでもプレイした記憶が蘇りますが、歌詞付きですと更に想像が膨らみます。
この歌は素晴らしく、20年以上前に発売になったサウンドトラックですが、今聞いても当時の記憶が蘇るほどです。
昔のゲームとはいえ、名作と呼ばれるゲームは時が経ってもその輝きを失う事無く輝いています。
当時のゲームの容量は今に比べるととても少なく、そんな容量の中作られた名作たち。
今のゲームでは味わえない、プレイヤー側の想像力に頼ったシステムや表現は製作したゲーム会社の苦労と努力の賜物だと思います。
さすがに今の世代の人たちにお勧めする訳ではありません。
でも、もし少しでも気になったら、またプレイする機会があれば一度手にとって欲しいと思います。